サイコパスの最期
サイコパスは、社会的成功者になるか、犯罪者になるか、どちらかのパターンになるケースが多いように思います。
ふり幅がこれだけあるのはサイコパスの特徴ゆえ、サイコパスならではという感じがします。
角田美代子
という名前を聞いたことがあるでしょうか。
角田美代子容疑者は、2012年(平成24年)10月に兵庫県尼崎市で発覚した連続殺人・死体遺棄事件の主犯格とみられていた人物。
かなりショッキングな事件だったので、記憶に残っている人も多いと思います。
三浦和義は1980年代、ロス疑惑の容疑者として有名になった人物で、
それから数十年後の2003年、万引きで逮捕された人物。
2人とも共通して、言葉巧みで、人心を掴むのが上手な上、2人ともそれぞれ成人になる前から、良心や道徳心、倫理観の欠如が原因とみられるエピソードがいくつもあります。(Wikipediaなどご参照ください)
2人ともサイコパスであった可能性が高いのではないかと個人的には思っています。
そして、二人に共通しているのは、二人とも拘留中、留置所で自殺しているということです。
サイコパスの最期が自死となるケースが結構あると私は思っています。
えげつない犯罪の容疑者が、拘留中に自死するというのは、本来、あってはならないことですが、決して珍しいことではなく、ちょいちょいあります。
監視される毎日で実行するというのは、相当計画的であり、目的を果たす実行力がすごいと思います。表現が不適切かもしれませんが。
サイコパスが己の進退について、もう万事休すと悟った時、自ら死を選ぶというのは、合理的な考え方をするサイコパスならではの最期という感じがしますし、
負けず嫌いで、勝つことに異常にこだわるようなところが私が個人的に知っているサイコパスにはあるのですが、おそらく多くのサイコパスもそうではないかと思っていて、そういう意味では、ある意味、変な話、勝ち抜けるという最期とも言い換えることができるのではないかと思うのです。
最近では、「鳥取連続不審死事件」の犯人である上田美由紀死刑囚が食べ物をのどに詰まらせて亡くなったというのがありましたが、自死であった可能性が高いのではないかと思っています。
ヒットラーもサイコパスだったのではないかと私は推測しているのですが、彼の最期も確か自死。
決して自死した人=サイコパスと言っているわけではありません。もちろん。
自死する理由は人さまざまです。
変な話、統計的に言うと、うつ病が原因であるのが一番多いのではないでしょうか。
うつ病はまじめな人ほどなりやすいと言われていたと思います。
(余談ですが、鬱については、状況がそろえば誰だって鬱になると思いますし、私も過去、仕事が毎日忙しくて、心身ともに消耗し、疲れ果てていて、泥のように眠りたい、眠った方が良いと思っているのに眠れず、仕事のメールを打ちながら涙が垂れる、家で皿を洗いながら涙が垂れる、という時期がありましたが、あの時は心療内科に行ったら、たぶん鬱と診断されたのではないかと思っています。忙しすぎて病院にいく時間もなかったので、当時の自分の状態から想像するしかできませんが)
今、個人的に気になっているのは、劇薬が原因とみられる死亡事件ですが、もしも有罪の証拠を積み上げることができて、容疑者を拘留できた場合、監視する側は、監視体制は念には念を入れて監視した方が良いだろうと思います。
注意)あくまでも、